此の果物の虫喰いの跡や葉っぱの萎れた感じの表現が大好きなのです。
【肖像画では極力抑えた描写をしないといけない表現ですね。】
私自身、無意識の内にやりがちなのでそういう戒める意味もあります。
子供の頃、壁や天井のシミがよく人の顔に見えていました。その延長で高校生時代に発表していた絵は、『夢の中の風景』というシリーズ、風景の中に岩の塊を描いてその塊の中に人の顔を描いていた作品で、いわゆるシュールな表現にはまってましたね。
F50号で発表していたため置き場所に困り、木枠からキャンバスを外して丸めて保管してましたが行方不明となりました。
そんな遠い昔のことを思い出しながら、日々奮闘中です。
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